- 第1試合 荒本一成 VS ナンディンエルデン
- 第2試合 加納陸 VS オラスクアガ
- 中止 田中恒成 VS ジョナタン・ロドリゲス
- 第3試合 ジョナサン・ロドリゲス VS 那須川天心
- 第4試合 中谷潤人 VS アストロラビオ
第3試合 ジョナサン・ロドリゲス VS ”神童” 那須川天心
120パウンド契約 10回戦
3R TKO 左ストレート
●ジョナサン・ロドリゲス
○那須川天心
那須川選手の4戦目で対戦相手はWBA4位のジョナサン・ロドリゲス選手。
ロドリゲス選手は下馬評は低く世界4位の選手ではない、という評価が多かったですが、いずれにしても那須川選手がボクサーとしてどんなパフォーマンスをするのかが注目された1戦でした。
やはり入場の盛り上がりはピカイチですね。
那須川選手の3戦目を見に行きましたが、もう入場・退場時はゲートに人が押し寄せていました。
さすがの一言です。
で、那須川選手リーチ176㎝もあるんですね!?長っ!
ロドリゲス選手は不良っぽい感じで、日本にはいない顔で、かっこよかったですね。
1R目から圧倒的なスピード差で完全に那須川選手のペース。
パワーもあるように見えて、かなり体が大きくなった気もします。
距離感やディフェンス意識、位置取り、カウンター、コンビネーションの打ち分け、グラつかせた後に畳みかける、そして仕留めきる。
いよいよ本格的にボクサーになってきました。
フィニッシュも長谷川穂積さんがザブ・ジュダーのようだと言っていましたが、中に入ってのワン・ツーは見事でした。
WBSSの井上尚弥 VS パヤノ戦を思い出しました。
先にも書きましたが、対戦相手が弱いという意見もあるのは確かです。
実際、デビュー戦で試合をした与那覇選手とロドリゲス選手が試合をすれば、与那覇選手が勝つでしょう。
ただ、今日のパフォーマンス(ボクシングの)を見る限り、強くなっているのは間違いないと思います。
ファンでもアンチでもないですが、スターとしての重圧を背負いながら日々向き合い、練習を積み重ねて今日のパフォーマンスを見せてくれたと思うと、見習わなければいけません。
本当にスゴイことだと思います。
次はチャレンジマッチになるのでしょうか?
那須川選手の現在地を知るためにも日本人選手とやってほしいですよね。
栗原選手、石田選手、前日本チャンピオンの富施選手、いっぱい強い選手がいます。
地域タイトルと言っていましたが、現在日本チャンピオンは増田選手で同門なので×。
WBOアジアは空位?そしてOPBFは栗原選手。
で、結局バンタム級?スーパーバンタム級?