- 第1試合 荒本一成 VS ナンディンエルデン
- 第2試合 加納陸 VS オラスクアガ
- 中止 田中恒成 VS ジョナタン・ロドリゲス
- 第3試合 ジョナサン・ロドリゲス VS 那須川天心
- 第4試合 中谷潤人 VS アストロラビオ
第4試合 ”愛の戦士” 中谷潤人 VS アストロラビオ
WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
1R TKO 左ボディストレート
○中谷潤人
●アストロラビオ
勝ち負けではなく、井上尚弥と同じく内容で強さを示さないといけない選手、中谷潤人。
どういう勝ち方をするのかが問われる試合でした。
アストロラビオ選手は「文句のない」世界ランク上位選手でリゴンドー選手に勝ち、J.マロニー選手には僅差で敗れた強い選手です。
やはりというか、フタをあければ中谷選手の距離・スピード・ジャブの多彩さと精度にアストロラビオ選手は一切中に入れず何も出来ない状態でした。
もうフィニッシュの話になりますが、ジャブ→ボディストレートのワン・ツーのコンビネーションでした。
特筆すべきは、フィニッシュまでは顔面へのジャブ→ストレートだったのを、初めてボディストレートに変えたところです。
アストロラビオ選手のブロックは完全に顔の前にあり、胴体部分はガラ空きとなっていたので、全く予想していなかったパンチだったと思います。
もう見事と言うしかない試合内容でした。
恐らく今回の興行で1番忙しかったのは中谷選手とオラスクアガ選手のトレーナー、ルディ・エルナンデスでしょう。
オラスクアガ選手がKOした後すぐ中谷選手の控室にいましたね。
1番安心したのもルディ・エルナンデスでしょう。
そして1番評価が上がったのもルディ・エルナンデスかもしれません。
会見の時から言及がありましたが、井上拓真選手との統一選がしたいとのことですが、個人的にはまず井上拓真 VS 堤聖也の試合が見たいです…
9月の尚弥選手の興行に拓真選手が入っていないのが気になるところ…
そしてまた入場シーンに言及しますが、
オラスクアガ選手と同じで、アストロラビオ選手も入場早くない?
盛り上がるタイミングでリングインしてよ…曲が流れる前から花道で待ってるのやめようよ…