Lフライ級時代
デビューから7試合行ったLフライ級
タイトルホルダーで大きく勝ち越している選手ばかりですが、井上戦後すぐにキャリアを終える選手が多い印象です
特筆すべきは田口選手、井上戦後にカムバックを果たしてLフライ級の世界チャンピオンになりました
サマートレック選手も世界挑戦の場に立ちました
Sフライ級時代
2階級UPの転級
井上戦後続ける選手が多いですが、勝ち越せない選手が多いです
ただ、対戦相手がその後世界チャンピオンを獲得する選手たちで、世界クラスの戦いで敗れていることが分かります
転級初戦のナルバエス選手は、井上戦前の戦績から見ても素晴らしいですが、敗戦後も世界挑戦にたどり着きました
カルモナ選手は大きく負け越していますが、クアドラス選手など世界クラスの選手との対戦がほとんどです
バンタム級時代
井上選手が一躍スーパースターになったバンタム級
4団体統一しているので当たり前ですが、対戦相手の質が世界クラスから世界チャンピオンクラスになります
ロドリゲス・ドネア・モロニーの3選手は再度世界チャンピオンに輝いています
特にドネア選手は再戦を果たすため、ウバーリ・ガバリョの2選手を倒して再起しています
ロドリゲス・モロニー両選手は井上選手転級後に世界チャンピオンへ返り咲きました
井上戦後のダスマリナス・ディパエン選手の戦績が素晴らしいですが、
両選手とも国内を主戦場に置いており、世界の戦線からは遠ざかっています
ディパエン選手については大きく負け越している or デビュー戦の選手を対戦相手としているため、
8勝無敗のレコードになっています
Sバンタム級時代
まだ4戦ですが、対戦相手は世界チャンピオン2人にトップコンテンダー2人です
フルトン選手はフェザー級へ転向し、危なかったですが復帰戦を勝利しました
そして2/1にフィゲロア選手とフェザー級で世界タイトルに挑戦・再戦します
タパレス選手は地域タイトルを奪取しており、また世界戦線に戻ってくると思います
ネリ選手もカムバックに期待です
ドヘニー選手は年齢も年齢ですので、このまま引退もあるかもしれませんね…
まとめ
井上戦後にカムバックする選手もいますが、多くは世界戦までたどり着くことが出来ずに引退していきます
決して井上選手が強すぎて壊されてカムバック出来ない、という訳ではないと思います
井上戦前の各選手の戦績を見ても分かる通り、世界戦にたどり着くまでに多くの勝ちを積み重ね、
ようやくチャンスを手に入れます
世界戦に敗れた後に待っているのは、次の世界チャンピオンを狙う選手たちとの試合です
そうやってしのぎを削って、勝った選手は世界戦に近づき、負けた選手は遠ざかる…
世界戦にたどり着くまでも大変ですが、2回目の世界戦にたどり着くのはもっと過酷な道なのです
そういった目線で見れば、試合だけでなくストーリーとしてボクシングを楽しめます
そして自分も頑張ろうと思える、そんな素晴らしいスポーツなのです